【年代別】―20代ー髪の毛の悩みとケア方法!!~ダメージや加齢のメカニズム、特徴について~
2018/09/11
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前回挙げた年代別の髪質の悩みについて、20代の髪の毛のお悩みや、ダメージのメカニズムを細かく見ていきましょう。
お悩みの原因、ケア方法など、是非参考にされてください。
20代 髪の毛の悩み▼
明るさや色味、デザイン性を重視した20代女性のヘアカラーは、毛先への負担の繰り返し頻度が高く、
ヘアカラーをしている20代女性のほとんどが、パサつき、枝毛、切れ毛のダメージの悩みを抱えています。
なぜヘアカラーをするとパサつくのか・・・
ヘアカラーのメカニズムは、薬剤に含まれるアルカリ剤によってキューティクルを開き、そこへ染料を浸透させ、また蓋を閉じて定着させるのですが、本来たんぱく質の結合によってくっついている、髪表面や内部の組織を無理やり開いて薬剤を入れていく訳ですから、毎回、元の様に完全には蓋を閉じることができません。
さらに、高明度のお薬や、より明るくするためにメラニンを脱色するブリーチ剤などは、より強力なアルカリ剤によってキューティクルを開かせるため、負担はかなり大きくなります。
強いアルカリや、薬剤によるダメージの繰り返しを受けると、キューティクルはだんだん閉じにくくなり、開きっぱなしのキューティクルが増えることによって、滑らかさが失われ、見た目も手触りも悪くなります。
また、開いた入り口が塞がらないと、そこが出口にもなってしまい、色味の褪色を早める原因にもなります。
だからといってお洒落を諦める必要はありません!!
●使う商材にこだわったサロンを選ぶ
低アルカリカラー、ダメージレスブリーチ、コラーゲンカラー、、、
また、トリートメントメニューの充実や、ヘアケアに詳しいお店を選ぶことで、同じヘアカラーでも、仕上がりやその後が全く違ってきます。
●ホームケアで使うシャンプー、トリートメントが大事!!
毎日使うシャンプー、トリートメントの内容も、ヘアカラーをしている髪質に大きく影響してきます。
ケア商品のラインナップや、ケア知識豊富な美容院を選ぶことも、グレードの高いお洒落女性でいる為の、大切な分かれ道となります。
●デザイン性だけでなく、美しい髪への意識が高い20代女性も多く、ドライヤー前や朝のスタイリング時などに使うブラシケアへの関心も全体的に高まってきています。
ブラッシングに使うブラシやドライヤーの質は、摩擦や温度の関係性から、ダメージの抑制、進行にも影響があります。
髪の毛への負担の軽減に力を入れた、ヘアケアに詳しい美容院を見つけて、正しいホームケアができれば、今まで諦めていたヘアカラーが、出来る可能性は十分あります。
次に
20代女性の多くは日々のスタイリングでヘアアイロンを使用します。
髪の毛は、卵と同じケラチンというたんぱく質を主成分として出来ています。髪の毛の熱ダメージの分かりやすい例えとして、
生卵に熱を加えると、タンパク変性を起こし、目玉焼きになります。
これと同じで、生の髪の毛に一定以上の熱を加えると、タンパク変性を起こし、髪の毛のたんぱく質も硬化します。
この繰り返しにより、熱ダメージを繰り返した髪の毛は、硬くゴワついた質感になってしまいます。
一度目玉焼きになった卵は生には戻せないので、髪の毛もプルンとした元の状態には戻せません。
また、アイロン使用前のオイルの重要性をお分かりいただくために、フライパンで目玉焼きを作る時のことを思い浮かべてください♪
油を引かずに焼いてしまうと、どうなるでしょう?
・・・目玉焼きは焦げてしまいます。
オイルをつけない状態でアイロンを当てるということは、まさにこれと同じ状態です。
お料理の場合はその方がカリッと美味しいい場合もありますが、髪の毛の場合は、焼けて硬くなるのが良い!ということはありません。
1,2回くらいであれば大したことはないかもしれませんが、これが毎日のことになると、ダメージの進行具合は大きく変わります。
髪の毛のタンパク変性を起こす温度は髪の毛の状態によっても違い、乾いた状態だと150℃前後、濡れた状態だと60度~70度といわれています。
アイロンを使うにしても、温度設定やオイルなどの前処理によって、ダメージを最小限に抑えることは可能です。
(※厳密にいうと同じ120℃でも、メーカーによって違ったりもする のでご注意ください!!)
20代半ばを過ぎたころから、頭皮のベタつきやニオイを気にし始める女性が多いようです。その大きな原因は、代謝の変化により老廃物の排出がうまく出来なくなることや、活性酸素の増加により、皮脂の酸化が起こってしまうことです。人の体において、酸化は、シワの増加、くすみ、ニオイなど、あまり良い影響は与えてくれません。
毛穴ケア、対策としては
・週に2~3回、頭皮用のシャンプーを使って毛穴をしっかり洗浄する。
・オイリースキャルプ(皮脂が気になる方)用のトニックで、頭皮の皮脂の分泌を抑え、頭皮環境を清潔、適正に整える。
また、シャンプー後の自然乾燥も、雑菌の繁殖などの面から、ニオイやベタつきのもとになるので、しっかり乾かしましょう!
お風呂上り、もちろん細かくこだわってケアするに越したことはないですが、多忙な20代女性がいくつもの工程を毎日クリアするのは難しいのが現実です。
そこで、一番簡単で、大きな効力を発揮するケア方法は、自身の髪の毛と相性の良いシャンプー剤を選んで使用することです。
ミューベルでは、実際に触れさせていただいた髪の毛の水分量、油分量、ダメージレベルや生活スタイルなどの様々な要素から、相性の良いシャンプーを選ばせていただき、ご提案しています。
シャンプーで髪質は変えられます!!
20代女性の髪の毛は、カラーやアイロンの熱などによる、ハードな刺激を受けることが最も多い時期。
流行の中心での生活の中で、使うものや、通う美容院選びにこだわることで、ワンランク上の素敵女子に!!
難しく考えずにシャンプーやブラッシング、オイルによるケアなど、簡単に出来そうなものからで構いませんので、
この記事を読んで少しだけ意識してもらえると嬉しいです♪
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