低アルカリカラーとは?低アルカリカラーの優しさと重要性と使用上の注意点!!
2018/04/08
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2018/04/08
アルカリカラーと低アルカリカラーの違いは、名前の通り、アルカリ量の違いになります。弱アルカリということです。ちょっとだけアルカリ入ったヤツですよ!!って薬です。
そもそも何の為にアルカリが必要だったのか覚えていますか?(アルカリカラーについての記事を参照下さい)
そぅ!!キューティクルを開く役割と明るくすることができます。
ちょっとだけキューティクル開いて、ちょっとだけ明るくできるかもぐらいの子です。
低アルカリカラーは、明るくする力が非常に弱いです。薬によっては、ほぼ無力の薬もあります。つまり、明るくするつもりがサラサラない薬なのです。
そんな低アルカリカラーについて解説していきます!!
目次
最大の売りは優しさです!
明るくする必要が無い場所に使用してあげれば良いのです。
退色をした毛先部分に使用すればとてもダメージレスでカラーリングをすることが出来ます。
低アルカリカラーは、色味だけを足すことのできるとても優しいカラー剤です。
このお薬を使いこなすには知識と経験が必要になります。
根元から毛先までを染める際には、根元の地毛と、既に染めた履歴のある毛先(以後、既染部と言います)の2つの素材をそれぞれ違うお薬を利用して、同じ色にしなければなりません。
人によっても地毛の元々持っているメラニン色素の量も違いますし、メラニン色素の色も違うので、同じお薬で染めても発色の仕方も変わります。ですので、強めのアルカリ剤で根元から毛先まで塗ってしまうのが1番簡単ですが、1番ダメージに繋がります。
既染部に関しては、今までしてきたケミカル履歴がとても重要になります。
白髪染めの履歴があるか?トーンダウンした事があるか?デジタルパーマや縮毛強制等のホット系パーマの履歴があるか?それらをいつしたかなど、ヘアカラーの発色に大きな影響を与える前科の有無を正確に把握しなければなりません。
また、それぞれの前科に合わせてお薬を使いわける必要があります。
なかなか、ホームカラーでは綺麗になれない理由がお分かりいただけるでしょうか?また、美容室を毎回変える方も要注意です。履歴が追いにくいので、リスクは高まる一方です。
この様に、アルカリカラーと低アルカリカラーのお薬を計画的に使用してカラーを繰り返すと確実に髪の毛のコンディションは良くなります。本当に変わります。髪の毛のコンディションは見た目にも大きな影響があるので、一年後の見た目年齢が5〜10歳ぐらい平気で変わってしまうぐらい違います。
美容室的には、低アルカリカラーを導入すると、1人の方に使う材料が増えます。コストもかかりますし、倍の在庫を抱えなくてはいけなくなる為、充分に取り揃えていないサロンもあるようです。髪の毛の事を本気で考えているサロンには必ず取り扱いがあるはずなので、どんなお薬を使っているか聞いてみると、こだわりを教えてもらえるとおもいます!!
低アルカリカラーを使って長い目で綺麗を保つようにしましょう!!
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